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●ステートストリート
State Street
ニューヨークではブロードウェイ、シカゴではステートストリートと親しまれているこの歴史的な通りはシカゴのダウンタウン、ループの心臓部にあります。過去165年間、中西部で随一のショップ、レストラン、劇場の中心地とされ、この通りの賑わいぶりは1922のヒット曲 「シカゴ」にも"That
Great Street, where they do things they don't do on Broadway!” (ブロードウェイにもしていないことをやっているあの素晴らしい通り)と歌われて、歌詞のとおりThat
Great Street」という愛称で呼ばれています。

この通りにはオリジナルのマーシャルフィールドとカーソンピリースコットの有名デパートメントを始め、シカゴ劇場、リラアンスビルディング、ワシントン図書館など、アメリカの建築歴史に残るビルディングが次々に並びます。路上は伝統的なデザインで施された街灯、ガラスで装飾された地下鉄駅など、この通りを歩くだけで1900年代の古き良きシカゴの時代にタイムトリップした気分になります。

特にマーシャルフィールドの建物はこの通りの代表的な存在で、1895年に設置されたエレガントな時計塔や外壁の装飾はこの通りのシンボルにもなっています。 またマーシャルフィールドにある、1907年に設置されたアメリカ最初のデパートメント内ティールーム「胡桃の部屋」は、現在でも買い物に来る人達の憩いの場所となっています。

マーシャルフィールドと通りを挟んで建っているカーソンピリーエスコットも、歴史的な存在感を感じさせてくれるデパートメントストアです。このデパートメントのビルディングはシカゴを代表する設計者ルイス・サリバンにより1899年に建てられたもので、アイロンで装飾された入り口のデザインは時代を超えた華麗さをかもしだしてくれます。
また、シカゴの歴史とステートストリートに欠かせないのはアメリカ指折りの高級ホテル、パーマーハウスです。このホテルは1871年に創立され、当時のシカゴ市民が愛着したビュークスアーツを取り入れたロビーと、豪華な装飾を用いられた舞踏場は息が止まるほどに古き良きシカゴの世界を再現させてくれます。

この通りでの歴史的な趣は魅力の高いポイントですが、この通りは現在にも共鳴できる素敵な通りでもあります。 近年に30億ドルを投入してステートストリートの改善をはかりました。路上は綺麗に整えられて道路事情は向上し、治安も良くなり、誰もが安心してこの歴史的な通りを楽しめるようになりました。 また108
North Stateのように現代的なビルディングやThe Gap やアベニューのような流行ショップも続々に進出し、買い物客や観光客を十分に満足させてくれます。
ステイトストリートで一番活気がある時期はやはり年末。11月から12月の終わりまでは、この通りは往来する人々で賑わいます。その中でも観光客や買い物客の長い列が続くので評判なのが、マーシャルフィールドのウィンドウ・ディスプレーです。大きな11窓のショウウインドウにクリスマスのテーマに沿って飾られたディスプレーは1895年から行われて、毎年何千万という人々が中西部からこのディスプレーと買い物を楽しみにこのシカゴの通りに出向いて来ます。
ステートストリート、過去も現在も愛称どおり「That Great Street」ですね。

●豆知識
- マーシャルフィールドの胡桃の部屋では毎年年末に2万5千個以上の装飾ライトと、高さ45フィートの世界最大の室内クリスマスツリーが飾られます。ちなみにこのティールームの人気のメニューはチキン・ホットパイだそうです。
- 残念ながらマーシャルフィールドはメイシーズに2005年買収されてしまいました。2006年の現在では、名前をメイシーズに変えるかマーシャルフィールドの名前を残すか検討中であるということです。
- パルマーホテルは確かに1871年に創立されましたが、開業後僅か13日後にシカゴ大火災で全焼してしまいました。そして1873年に火災防御の整備し再び創立した豪華ホテルです。
●State Street
State Street from Congress to Wacker
Chicago, IL
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