今日本でも人気のリフレクソロジー。ところがアメリカでは日本のようなサロンがなかなか見つからないのが実情です。罰ゲームのような激痛が伴う台湾式でもなく、やさしすぎて物足りないと感じてしまうものでもなく、日本人が一番心地よいと感じる強さ、そしてツボを意識した指圧が組み込まれた足裏マッサージ。私たちが待ち望んでいたそんな施術をしてもらえる“Ace Massage Salon”の渡邊朝子先生を取材してきました。 


リフレクソロジーで夢心地 (体験記)

 今回が私にとって人生2度目の足裏マッサージ体験。前回受けた足ツボは痛くて痛くてもうこりごりと思っていたけれど、Ace Massage Salonの渡邊 朝子先生の‘神の手’によるリフレクソロジーでもう虜になりました。

 クリニックに着くと、明るい待合室で朝子先生が笑顔で迎えてくれて、さっそくマッサージルームへ。ピンクを基調とした個室はとっても落ち着いていて、和やかな雰囲気で治療が始まりました。まずは足の先から温めるフットバス。朝子先生がその時の体調、気分などに合わせてエッセンシャルオイルを選んでくれます。最近寝不足で少し疲れ気味だった私の場合は、元気な気分にしてくれるオレンジ系の香り。この爽快な香りとともに、足下からぽかぽか温められて、とてもリラックス、そしてリフレッシュできました。

 フットバスが終わると、続いては本題のリフレクソロジー。足の部分を少し高くした状態で仰向けに寝て、お腹にホットパックをのせられます。これがまた温かくて、ほっとします。

 そしてマッサージスタート。まずは、左足。つま先から足裏、足の甲を通って踵、ふくらはぎへと徐々に揉みほぐしていきます。最初は緊張していたせいか、くすぐったいような痛いようなあやふやな感覚でしたが、揉みほぐされていくうちに朝子先生の言う“イタ気持ちいい”感覚に。私の足裏はとても素直で、痛い(悪い)ところには敏感に反応します。痛いところがあればあるほど不調なところがあるということなのですが、朝子先生曰く、これだけ反応があるとやりがいがあるとさらに強く優しくツボを刺激してくれました。左足が終わって、もちろん右足も丁寧にマッサージをしてくれます。

 その間にどこが弱っているか、これからの改善方法についてのアドバイスや、質問などにも気軽に答えてくれます。私の場合、目の疲れ、肩の凝り、胃の不調などから、食生活の乱れ、デスクワークによる疲労、ストレス過多などを指摘されました。思い当たることばかりで驚きです。

 さらに女性として気になるのがお肌の状態。最近、肌荒れが気になると相談すると、朝子先生が熱く語ってくれました。“どんなに高級な化粧品で外側から治そうとしても、それは一時のもの。凝り固まった心と体をほぐし、内側から健康な体を作っていけばお肌もつるつるになる”とのこと。お化粧はほとんどしないという朝子先生の美肌を目の前に、納得してしまいました。

 施術後には眠ってしまう患者さんもいるそうですが、それもOK。リラックスしている証拠です。私もついうとうと、夢心地なリフレクソロジー体験でした。


リフレクソロジーとは…

 反射区といわれる各器官や内臓につながる末梢神経の集中箇所を刺激することによりその働きが活発になるというシステム。第二の心臓といわれる足裏をもみほぐすことによって自然治癒力を向上させるということです。発祥は中国やインドという説が有力ですが、はっきりとしたことはまだわかっていないそうです。様々な体質改善の効果があり、冷え性やむくみ、便秘の解消、肌荒れ、疲労回復などなど…。書ききれないくらいの効果を得ることができます。 

 今回のリフレクソロジストの渡邊朝子先生ですが、とても気さくで元気な方というのが第一印象です。もともとは東京でOLさんをされていて、渡米後Palmer College of Chiropractic のChiropractic Technologist学位を取得された先生です。よって、ドクターに代わってレントゲン撮影やリハビリテーションを行うことができる方です。在学中にマッサージスクールに通われて、Certified Reflexologist認定も取得されました。つまり、体の内部のことに関してもプロフェショナルなリフレクソロジスト。それが朝子先生です。もともとマッサージを受けるのも大好きだったそうで、各地でさまざまなタイプのマッサージを受けつつ、それらの技術をご自身の実体験から取り入れ、そして完成されたのがこのサロンで受けられる朝子先生オリジナルのケアなのだそうです。 

   リラクゼーション効果のあるBGMが流れるサロン内はピンクをベースとしたとても落ち着いた雰囲気で、多くのお客様はマッサージを受けながらそのままおやすみになってしまうそう。以前は“Ace Chiropractic Clinic”の患者さん限定だったのですが、たくさんの方からのご要望により、この2月からどなたでもこの素敵なサービスを受けることができるようになったばかりです。早い時間は主婦の方、夕方以降はビジネスマンが多くいらっしゃるそうで、中には噂を聞いて他州からいらっしゃる方も見られるとか。朝子先生は質の高いマッサージ技術はもちろんですが、サービスにも重点を置いていらっしゃって、OPEN前には、ホスピタリティー産業のプロであるご自身のお姉さまからレクチャーを受けられたという力のいれよう。やはり自分と同じ目線まで腰を落としてサービスしてもらえるのはうれしい限りです。 

 足の裏というのは頭皮と並んでもっとも敏感な場所だそうで、その足裏を触ることによってその人自身の身体の状況がわかるそうです。本当に疲れている箇所のツボの部分にはクリスタルと呼ばれる小さなしこりのようなものがあり、最初は親指の腹で指圧して、ほぐれないときは人差し指または中指の第二間接部分で揉みほぐすそうです。1回のマッサージでそれが完全になくなるのは難しいようですが、何度かするうちに少しずつなくなっていき、それに伴って症状も軽くなるそうです。

 足の裏に対する情熱は驚くばかりの朝子先生がおっしゃるには、身体は内面から、それには足の裏が大事!とのことです。たとえば、肌が荒れているときに高い化粧品やパックを買って使ってみるのもいいですが、足の裏をもみほぐすことによって得られる自然治癒力を大切にしてみては?と語る先生は、実はそれほど高い化粧品は使ってないそうですが肌はとってもきれいでした。何かあったときに薬や化粧品に頼る前に自分自身が持つ自然治癒力を高め、内面からきれいになるという考え方は素敵だなとお話を伺いながらしみじみと思いました。

 先生はファッションが大好きで、お休みの日はダウンタウンへお出かけになり、人間観察&ファッションチェックをよくされているそうです。それでもやはり足の裏は最重要項目で、おしゃれには必須ともいえるヒールの靴が足裏に与える悪影響についてかなり気にしていらっしゃいました。だからといって、ヒールのある靴を全否定されているわけではありません。朝子先生ご自身もファッションが大好きとのこともあって履かれることもあるそうですが、それも必要最小限のみ。(たとえばレストランに行く車中で履きかえるとか)ファッションも足裏もどちらも否定せず、どちらも大事にされるのが先生のポリシーなようです。 

 最後に先生の夢を伺うと、「バレリーナの足裏をもむこと」という想定外のお返事がかえってきました。ご自身も昔バレーを習っていらっしゃったこともあり、今でも鑑賞されるのは大好きだそうですが、それでもやはり足裏が気になってしまうそうで…。確かにあれほど足先を酷使している職業は他にないかもしれません。彼らの足がどうなっているのか興味いっぱいで、ケアをしてみたいそうなので、どなたかバレリーナのお知り合いのいらっしゃる方はぜひ朝子先生までご連絡を。 

                   体験記:関谷 萌、インタビュー:三好 理絵、写真:藤河 信喜



 本当にすてきなお話がたくさん聞けて、私自身も楽しい時間をすごすことができました。日々の忙しさで、自分自身の身体を二の次にせざるを得ない方は多くいらっしゃると思います。

 そんな方にこそぜひとも訪れてほしいサロンだと感じました。きめ細かいサービスが、日頃の疲れやストレスからの解放と、安らぎを与えてくれるのではないでしょうか?


Ace Massage Salon
505 E. Golf Road Unit G, Arlington Heights, IL 60005
Tel: 847-290-9226

渡邊 朝子 (わたなべ あさこ)

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