ういんちるさんの駐妻ライフだいありー



著者略歴 ういんちる

東京都出身。
90年代にカリフォルニア州、Los Angeols と San Jose に各3年ずつ駐在。習い事 と、ゴルフに明け暮れる。
2004年8月より、シカゴ郊外在住。夫と小学生の子ども2人の4人家族。


Chicago きっちん

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             こんにちは、はじめまして。


 シカゴ郊外で駐在員の妻、略して「駐妻」をしております、ういんちると申します。

 これから超不定期ながら、自分の意思とは関係ないところでアメリカに来てしまった人種、駐妻の目から見たアメリカをお届けしたいと思います。

 駐妻はいい職業である。働きもせず、英語社会に後ろ向きで、習い事三昧、旅行三昧、三食昼寝つきで遊びほうけている。どうもそんな印象がありませんか?まあ、全部は否定しませんが、駐妻は駐妻なりに、苦労をしているのです。 何がって、大方の駐妻はここアメリカに来たくてきた訳じゃないということ。 

 ある日突然夫の転勤が決まり、なじんだ土地、仲の良い友達、そして子ども達を取り巻く環境を泣く泣く捨て去って、見ず知らずの言葉も分からぬ土地へと行かねばならないのです。 嫌だと泣き出す子どもを諌め、引き止める友達を振り切り、そうしてまで行く所には

 輝く未来が見えるわけじゃなく、不安の闇があるのみです。 希望に満ちて渡米される留学生の方や、就職を決めた方とは、双璧にあるのではないでしょうか? そうして、ゆっくりながらもようやく生活に馴染んだ頃には、帰国の辞令。 それも突然。 そして、元住んでいた街に帰れるとは限らない。 自分の行く先が分からない、ギャンブルのような人生です。

 さて我が家の場合、街は違えどアメリカ駐在生活は2度目で、シカゴはアメリカ人の義理の弟の出身地、更には夫の親戚が数年前にシカゴに駐在していた、というやや特殊事情があり、普通に駐在してくる方々とは事情がちょっと違う感があるのですが、転勤、しかも海外となると、やっぱりオオゴトです。

 (一般的に)夫はうろたえる家族を見捨てて先に行ってしまいますし、それ以前にも出発日が近くなればなるほど、昼間は後任との引き継ぎ作業、夜は毎晩の様に送別会となり深夜帰宅で、あまり頼りになりません。

 そして夫が旅立ってしまった後は、世帯主として一家の大黒柱となり、子どもの世話から、家の引き払い作業、各種の手続き、車の売却まで一人で進めねばなりませぬ。

 細かいことを言ったら、子どもが海外に持ち出す教科書も取りに行かねばなりません。 これが東京近県に住んでいる場合、平日に虎ノ門の事務所まで取りに行かねばならないのです。どうして郵送じゃだめなんでしょうか?そんなに三文判が必要なんでしょうか?我が家の場合、半日仕事でした。

 そして、オット族というものは、頼りになりません。 これは2度の海外転勤経験でも、友達の話を総合しても間違いありません。 私の経験から言うと、まず生活関係の質問にはまともな答えが返ってきません。

 1回目の駐在時、私はアメリカ生活のことなど何も分からず、夫からのエアメールが便りでした。(当時はWebなんてものはなかったので、Eメールも当然なかったのですよ) その古きよき時代の風情をかもし出したオットからのエアメールにはこうあった。

 「食器は備え付けなので、持ってくる必要はないようだ」 

 そんなバカなことはありません。 それは単に彼が短期生活者向けの、全て揃ったアパートに住んでいたからなのです が、何も知らないとは怖いもので、すっかり信じてしまいました。途中、引越し業者さんとの打ち合わせで、それは誤解だということが分かり、めでたく食器たちを連れて行くことが出来ましたが、鵜呑みにしたら大変なことでした。

 とまあそんな感じで情報の正誤を判断しつつ、速やかに引越し作業を進めていかねばなりません。それはそれは、ストレスフルな日々で、今思い出しても、シカゴに来る前の3ヶ月間は大変でした。 あれ?なんだか、大グチ大会になってしまいました。

 ともあれ愛する夫や子どものため、楽しそ〜うに振舞いながら、日夜縁の下の力持ちをしている、私達「駐妻」の目から見た海外生活を、ご紹介していきたいと思います。

 さて、私はこのコラムの他、料理を中心とした日常生活を綴ったブログを運営しています。
ご興味のある方は、遊びに来てくださいね。( Chicagoきっちん


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