TAMAさんのアメリカペット便り



著者略歴 TAMA

 2001年10月、合衆国中西部に腰を据えて4年。5人家族と犬2頭、トリ2羽の生活を満喫しています。趣味はピアノにバレエ、ガーデニングから手芸までいろいろ。

 犬飼い歴3年。迷い犬の保護、アニマルレスキューグループで預かりのボランティア、アダプション(里親探し)などに巻き込まれているうちに、なんとか不幸な動物達を減らしたいと思うようになりました。

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                Dog Park


 前回はペットを迎えるにあたってのシェルター事情を紹介させていただきました。 今回は、ちょっと明るく(?)アメリカでペットと暮らす楽しみの一つ、ドッグパークをご紹介。

 こちらで暮らして本当にびっくりしてしまうのは犬好き猫好きな人たちの多いこと!犬の散歩をしていれば道行く人のほとんどが声をかけてくれたり、犬に触ってくれたり。また犬同士の社交も盛んです。もちろん中には犬嫌いの人もいるのでしょうが…数えるほどしか出会ったことがありません。

 子どものお迎えに学校の中まで入っていく犬たちもいれば、運動会に飛び入り参加しちゃう犬もいる。もっとも、人に飛びかかったり吠えたり噛みついたり(論外!)する犬はそんなことしちゃダメですよ。

 中でも楽しいのがドッグパーク!

 グレート・デンからトイプードル(さすがにティーカップ・プードルのサイズになると飼い主さんのポケットの中でおとなしくしています)まで、大小の犬たちが入り乱れて遊ぶ横で、飼い主達は犬自慢の談笑。お互いの名前は知らなくても犬の名前はみんな知っている不思議な関係です。

 どこの獣医さんが良いとか、どこのブリーダーからこの子を買ったとか、どのシェルターでアダプトしたとか、いろんな情報がここで交換されるのです。あまりにも小さな子どもは犬に倒されたり蹴られたりして危険なこともあるので注意が必要ですが、小学生程度の子どもは犬とよく遊んでくれるので飼い主さん達にも重宝な存在。子どもと大人とのコミュニケーションの場でもあります。

 ドッグパークの入り口には汚物を入れるビニール袋と大きなゴミバケツが備え付けになっているのが普通ですが、突発的に来てしまった人はともかく、自宅から袋を持参する人が多いようです。また、袋が切れた時のために(?)犬のフン拾い用シャベルなどが置いてあることもあります。

 公共のドッグパークなのでもちろん入場は無料。管理人さんがいるわけではありませんが、掃除や芝刈り、泥の上に敷くマルチなどの手入れは定期的にされています。今までマナーの悪い飼い主に出会ったことはないのですが、アメリカの他の地域に住む人たちからドッグパークでのトラブルなどについて聞くこともありますから、やはり気を付けるにこしたことはないのでしょうが、今のところお気楽にドッグパークを楽しんでいる私です。

 水道が備え付けのパークもあれば、飼い主が犬の飲み水を持ってこなければならないところもあります。水道があるところでは、もともと備え付けなのかそれとも利用者が置いていったのか、たらいのような水入れがあり、犬たちが好きなように水を飲んだり浴びたり。その都度周りの人が新しい水に替えてやります。

 時には争いも起こります。特に犬同士のつきあい方を知らない若い犬が別の犬にちょっかいを出して逆に打ち負かされることが多いようですが、私としてはそんなとき飼い主は鷹揚に見守るのが良いような気がしてるのです。犬同士のつきあい方は犬同士からしか学べないですから。

 でも実際に我が子が「やられている!」となると感情的になってしまうものでしょうか。時々、飼い主さんが自分の子を守るために立ちはだかったり特定の犬を遠ざけるようにしてちょっと険悪な雰囲気になることも(笑)。

 ともあれ、平日の夕方や休日のドッグパークは犬飼いの楽しみです。


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