サリーのシカゴ見聞録 



著者略歴 サリー

 はじめまして。サリーと申します。シカゴに引っ越して2年、2歳児を抱えて日々生活にあえいでいるまもなく三十路を迎える主婦です。シカゴ市内南部より日々思ったことなどを気楽に読んでいただけるタッチで書いていけたらと思うのでよろしくお願いします。



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ナイアガラドライブ旅行その3

 翌日、義母がトロントの国際空港に到着するのは夜7時だったので、かなりゆっくりペースで移動、それでも午後3時ごろにはトロントのダウンタウンに到着した。トロント市内は緩やかな坂が多く、シカゴよりもこじんまりとしている割にいろんな人種の人々がくらしており、とても興味深かった。途中、商店街のような通りも通過、ここでは日本の八百屋のごとく歩道まで台をだして野菜を並べているお店を何軒も見かけ、なんだか懐かしい気持ちになった。

 そろそろ休憩をと思い、ハーバーの近くに車を止めて周辺を散歩、水辺とビルの風景が綺麗だった。近くにスーパーがあったので、ここでパック入りのすぐに食べられる果物を買い、娘のおやつにしたのだが、ナイアガラまでのこの周辺はフルーツピッキングができるところがあるためか、イチゴもブルーベリーもとても甘くておいしかった。トロントは路面電車が走っている。かわいらしい路面電車を眺めていたら、突如として豪雨が降ってきた。道路の水をはじきながら進む電車を見ていると、まるで「千と千尋の神隠し」のワンシーンのように見えた。

 
トロントで2時間ほど時間をつぶし、いざ空港へ。渋滞もあり、到着時刻ぎりぎりで滑り込んだ。良かった。豪雨の影響か、飛行機も少し遅れているらしかった。到着ゲートで義母を待っている間、何人かの人がベルボーイのような人々に荷物を運んでもらっている光景を見にした。トロント空港ではこんなサービスがあるのかと思いつつ義母の到着を待っていると義母にもそのベルボーイのような人が付いてきている。

 トランクをカートに乗せ運んできたかと思うと、さっとおろしてそそくさと帰っていった。


 義母に聞くと、なんでも荷物を受け取るところに何人もああいう人が待機していて、ささっと来て荷物はどれだと聞かれ、サービスかと思い取ってもらったらお金を要求されたとのこと。確かに、彼が持っていたカートには2個まで10ドルのようなことが書いてあった。が、母のスーツケースは2個だったのに、10ドルを払うと足りないといわれ20ドル払ったというのだ。これはぼったくられたと思ったが、後の祭りだ。頭を下げてありがとうなんていっている場合ではなかった。まあ、これも海外旅行のいい勉強だと気持ちを落ち着かせて一路ナイアガラへと車を走らせた。

つづく

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