サリーのシカゴ見聞録 



著者略歴 サリー

 はじめまして。サリーと申します。シカゴに引っ越して2年、2歳児を抱えて日々生活にあえいでいるまもなく三十路を迎える主婦です。シカゴ市内南部より日々思ったことなどを気楽に読んでいただけるタッチで書いていけたらと思うのでよろしくお願いします。



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                風邪と闘う冬のシカゴ


 寒くなったり、少し気温が緩んだりとなかなか安定しない季節ですが、皆様いかがお過ごしですか? 私の友人によると、気温が下がったときよりも、急激に上がったときのほうが空気中のバクテリアが増えるので、風邪にかかりやすいらしいのですが、どうやら家の娘もそれにやられたらしく、ここ数日、鼻水をだしていました。 娘は2歳で、ここが痛いとかはっきりいえないので、それが鼻水だけなのか、のどの痛みもあるのかとかが分からず、毎回考えるんだけど、一番困るパターンはやっぱり鼻水だけのときだと思う。 これだけだと、薬を使うにはどうかなと思うし、でも長く続いて風邪がひどくなるなら早めに直したほうがいいのか?などなど。

 親は考えることがつきない。 それでもって、鼻水だけの症状だと、薬局に行ってもアレルギー用の薬を薦められるので、またまたどうかなこれはと考えてしまう。 これが咳が伴うようになると話は変わる。 咳だけのときでも咳止めがあるし、普通の風邪薬を飲ませられるから、どうせなるならこのくらいなってくれると分かりやすいのになんて、親の勝手で思ってしまう。

 日本だったらちょっとした風邪でもすぐに病院に行って診てもらえるのに、アメリカだと受診料が高いからおいそれとすぐに病院に行くわけにはいかないし、学生世帯のうちではある程度のことは家でなんとかするしかないと思い、これまでもがんばってきた。 そんな時、いつも私たち夫婦が頼りにしてきたのが出産祝いに友人からいただいた松田道雄著「定本 育児の百科」(岩波書店)。 これはもってきて良かったと思う一冊。 

 赤ちゃんから幼児期の成長や病気のことがスパッと書かれている辞典で、目次も細かくて、たとえば、小食とか、声がかすれる、夜泣きがひどいなど日常的なことから、突発心や水疱瘡、はしかなどの病気、果ては親のPTA参加につてまで、とにかく項目が細かくてしかも具体的なことが多いから、読んでいるだけで面白い。 それと、この松田さんは医者なんだけど、病院にすぐに行くことを薦めていないので、どうしようかなーと思ったときに読むと、松田さんがこういってるから何とかなるかと、なぜか勇気付けられて自宅でがんばれる。 とはいうものの、がんばるにも限度かあるからそのあたりはもちろん親御さんの判断になるわけだが。

 思い起こせば一昨年のクリスマス。 それは悪夢だった。娘がクリスマス4日前から高熱をだした。 それも39度を超える高熱。ただの風邪なのか、原因を早く知りたかったのだけれど、主人の学校の留学生窓口の人は病院にいく前に自分に連絡してくれ。 妻が看護婦だからと言っていたので、とりあえず連絡して見た。 そしたら、食べ物を食べるようならそのまま様子を見てくれとのこと。 松田さんもある程度は大丈夫といっているしと思い、様子を見た。 そしたらひきつけが始まった。 このときも松田さんにかなり助けられた。 あせらずに、数分すれば治まるとのことだったので、舌をかまないようにガーゼのハンカチを口にかませて様子を見た。 そしたら本当に治まった。 熱がある場合はたいてい熱性けいれんだからすぐに病院に飛んでいかなくても大丈夫と書いてあったのでかなり助かった。 

 が、娘の熱はTYLENOLの熱用を飲ませても一向に収まらず、日本の病院でもらっておいた座薬をいれてもなおらず、4日間下がることなく39度台をキープ。 例の学校の担当者に電話したら、奥さんが「温水プールくらいのぬるーいお風呂に子どもをつけてみて」といったので、それもやってみた。 お風呂をあがってすぐはさすがにすこし体温も下がるけど、結局一緒だった。 で、最終的に飲み水も飲まなくなったので病院へ。 結局ただの風邪だった。

 救急病院に連れて行ったので、4時間もまたされるし、最悪のクリスマス。 しかも、泣き叫ぶ子どもを連れてレントゲンだの尿検査だのは本当につらかった。 でも、大事にいたらなかっただけ良かったと思うしかない。 それ以来、風邪のときの対応も大分なれてきた。 ある程度まではがまんするけど、それでも咳と鼻水がひどくなったときには薬を飲ませることにしている。 初めはCold&COUGHとかを使って、熱が出たときだけFEVER用のを投入する。 子どもの薬は本当にいろいろあるし、年齢によっても違うから、箱をよく読んで、それでも分からなかったら薬剤師に聞いて買うようにしてる。 

 でも、いまんとこ、家の救急箱にはTYLENOLを常備している。 これは種類もいろいろあるけど、私は症状によって使い分けるようにしてる。 子どものことだから抵抗力を鍛えるためにも、なるべく薬剤を使いたくないんだけど、どうしてものときはやっぱり薬にたよる。 そして、なるべくなら病院に行かなくてもすむように心がけてる。 もちろん、うがい手洗いも。 お陰で今回は何事も無く平穏なクリスマスをすごせました。 皆さんのお宅のお子様は風邪、ひいてませんか。健康第一。親子共々、冬を乗り切りたいものです。


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