元子さんのインディアン・ジャーニー



著者略歴 元子さん

 
2001年よりシカゴ西部の郊外在住。

 学生時代より持ち続けた南米のインディオ文化への興味が、アメリカ移住とともに北米インディアンへ移行中。

 米系企業でマネジャーとして働きつつ、休暇とくれば居住地巡りにアートマーケットでインディアングッズ物色、が目下の楽しみ。将来は居留地の近くに住み、リトリートを経営するのが夢。
 
 アメリカン・インディアン文化を、アメリカで普通に生活する日本人として紹介したいと思います。


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                     はじめに

 約500年前にコロンブスがやって来るより前、アメリカ大陸には原住民しか居なかった頃、500にも及ぶ国・部族が存在したというアメリカン・インディアン。香辛料を求めてインドに向かったつもりがアメリカ大陸に到着したコロンブス一行。てっきりインドに着いたと思い、そこで見た原住民をIndianと呼んだのが、今現在もネイティブ・アメリカンが「インディアン」と呼ばれることになった始まりだった、というのは有名な話。

 彼らの呼称についてはいろいろ賛否両論ですが、私のエッセイの中では「ネイティブ・アメリカン」「アメリカン・インディアン」の両方を臨機応変に使います。私の知人のネイティブ・アメリカンによれば、呼び方については「どっちでもいい」らしく、実際に彼も自分のことを「インディアン」と呼ぶので、私は、この二つの呼び方にこだわるよりは、彼らをちゃんと部族の名前、彼らが現在属するコミュニティー、彼ら自身の名前で呼びたいと思います。

 さて、日本人がネイティブ・アメリカンに関心が高いのと同じように、彼らも日本人が彼らに関心がある事を知っているので、日本人に興味を持っている人達が多いようです。実際に、日本人とアメリカン・インディアンの人類学上のルーツは同じ、とさえ言われているほど。特にナバホ(Navajo)族には日本人に似た人が多い、という話もよく聞きます。

 彼らがどこから来たのか?に関しては、ユーラシア大陸とアメリカ大陸がベーリング海でつながっていた頃にユーラシア大陸から渡って来た、いやヨーロッパから来た等々「伝説」もいっぱいですが、人類学や文化論といった学説的な事、専門的な事は、アメリカはもちろん、日本でもその道のエキスパートがいっぱいいらっしゃるのでそちらにお任せするとして、ここではアメリカン・インディアン学ビギナーの私の目を通して、彼らが守っている伝統や文化、彼らの精神世界、彼らが現代社会の中で抱える問題等々を、私の「見聞録」として紹介したいと思います。



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