Miwaさんのアメリカ オフィス事情



著者略歴 Miwa

 兵庫県出身。1994年セントルイス、メアリービル大学卒。

 1995年より、1年間のシカゴ生活を経て、その後東京で日系・外資系会社コンサルティング会社に勤務。2003年より再びシカゴ在住。

 現在は経営コンサルタントとして全米各地を飛び回るキャリアウーマン。ストレス発散にはお料理、水泳、お風呂、そしてシカゴ・カブズの応援が一番(これって、帰ってストレスの元だったりして.....)。

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やっぱり休暇は最高!(その1)

 念願だった休暇にやっとのことで行ってきました。 昨年の11月頃から今のプロジェクトが終わったら絶対に休暇を取ろうと万全対策にて挑みました。 なんてったって1年半振りの休暇ですから、計画倒れは許されません。 この時期最も寒くなるシカゴから脱出して行く旅先は? 当然、常夏の地、ですよね。 と言うことで、かなりオーソドックスではありますが、ハワイに行くことになりました。

 一応、他にも何ヶ所か調べたのですが、ちゃっかり日頃の出張三昧で貯めたマイレージを使おうという魂胆だったので、私の希望する出発日は既に他の路線はいっぱい。 と言うことで、唯一予約がすんなり取れたハワイに決定。 最初から「ハワイがいい〜」と今まで一度もハワイに言ったことが無かったうちのボーイフレンドのDはこの結果でニンマリ顔。 「アメリカ人のくせに、行ったことないのぉ?」という私の嫌味を完全に無視しし、浮かれながらハワイ在住の友人に早速電話で訪問を告げる彼。 私的には未だ行ったことの無い所へ出かけてみたかったのですが… ともあれ、大事なのは“ゆっくりする”・“太陽を満喫する”という2点だったので渋々決定。

 ハワイには私も何人かお友達が住んでいるのですが、残念ながらホノルル在住の友人はタイミングが悪いのと今住んでいる所の大家さんが来客にあまりいい顔をしなくて彼女もちょっと嫌な思いをしている、ということだったのでホノルル行きは却下。 ここでちょっとホッとしました。 正直言って、ホノルルはちょっと苦手で。 商業化しちゃっているのとか日本人の足元を見ているようなお店やレストランなどが多いような気が(あくまで私の個人的感想ですが)するのと、過去にあった嫌〜な思いをした経験。

 確かあれは日本の短大を卒業した時に友人たちと行った卒業旅行での出来事。 たまたまワイキキ付近のショッピング街を歩いていた時のこと。 知らない日本人のオバサンにいきなり呼び止められ(当然、日本語で)「あんた達この近くにあるビトンの店どこか知らない?」と、それがあなたぁ、人に物を聞く態度!?ってな口調で道を聞かれたのですが、私も一緒に居た友人も全くその手のお買い物関係には興味が無かったので、スゴスゴと「すみません、生憎知りません...」と一応丁寧にお答えしたのですが、挙句の果てに、「あんた達、学生かOL位の歳でしょ?そんなことも知らないの!」と怒られる始末。

 それ以来、あの界隈を闊歩するオバ様方にビビッりっ放し。 と、こんなたった1度のことですっかりホノルルを敬遠するのはいけないことなのでしょうが、とにかく、ゆっくり静かに過ごすには他の島に渡ったほうがいい、ということで私のお気に入りのマウイ島と友人家族が住むハワイ島(ビッグ・アイランド)へと更に行き先を決定。 歴史好き(自称“History Buff”)のDは、案の定、パールハーバー(真珠湾攻撃のあった所に今は記念館が建っている)に行きたかったらしい。 私の筋の通ってるような通ってないような無茶苦茶な説明にもかかわらず、意外と簡単にここは折れてくれ、オアフ島行きは「また次回ね!」と無事に合意。

 行き先が決定してからと言うもの、私は何時もの如く時間があれば現地の情報収集。 最近は本当にインターネット上の情報が豊富で、ツアーガイド・ブックで基本的な事を勉強すればそれ以降はインターネット上から様々な口コミ情報を得ることで更に事前準備は充実。 テレビでもこの時期、旅行関連プログラムでは頻繁にハワイを取り上げているので我が家のTiVo君がかしこく大活躍して片っ端から各種の番組を録画してくれていました。 それらを見つつ、Dと「ここはいいねぇ」「ここは是非行ってみよう」と行く前から二人共舞い上がってました。 そうして順調に1月は過ぎ、2月に突入してすぐ出発!と思いきや...

 Dがやってくれました。 不動産関係の仕事をする彼、この時期(みんな寒いから物件を見に行きたがらないからと)あまりマーケットが動かないし寒いから、というかなり安易な理由で毎年1月に海外へ脱出旅行をする彼。 今年はハワイが2月に待っているから大人しくシカゴに居てくれるだろうと思っていた私は考えが甘かったんです。 去年もペルーへ3週間程姿を晦ましてました。 遥々海外まで行くんだったら最低でも2週間滞在しないと意味が無い!という彼の強行なポリシーによりいつも旅行へ行ったら長期間。 私は仕事が忙しくってそうそう一緒にくっついて旅行に長期で行けないので、と言うか、彼は一人で行くのがいいらしいので、「残念。一緒に行けないのかぁ...」と言う様子は心なしか嬉しそう。 

 そして12月に某米系航空会社のパイロットの友人が家に遊びに来た際、胡散臭い会話が繰り広げられ、ちょっとばかし私も気にはなってたんですが。 同じくシカゴ在住のパイロットの友人Mは「1月のシカゴは寒いからコスタ・リカにでも行こうかと思って」と発言。 余計なことを...(苦笑)前々からコスタ・リカにも行きたがっていたDは早速この発言に便乗。 Mはいとも簡単に「あー、スタンバイで良かったら一緒に来てくれれば、タダで行けるよ」と甘〜い誘いをしていた。 「Mよ、君はDを知らなさ過ぎる...」そう、Dは“誘われると喜んで着いて行くタイプ”なのである。 どう考えてもDは京都では嫌われるでしょう。(注:昔聞いた話で、京都の人に「(ニコッと)また、おいでやすぅ」と誘われて、ほいほいと喜んでまた訪ねると裏でかなり嫌がられる、という話を聞いたことがあるんですが、本当ですかねぇ?)

 1月3日の仕事初め&出張に備え、2日の夜に荷物をまとめていた際、横でふとDが「あっ、もしかしてMが飛行機に空席があったらスタンバイで乗せてくれるかもしれないから、今週中か来週中からちょっとコスタ・リカまで行って来るかも...」とサラッと言っている。 「はぁ?いつからだって?」という私の問いに、「だからスタンバイで空きがあればだから、いつになるかわからないんだよぅ」と。 「大丈夫、ちゃんとハワイに行くまでには戻ってくるかさっ」出発日が不明と言うことは、イコール帰国日も不明。

 そんな危ない橋を渡るんですかぁ?と呆れちゃいましたが、私に止める理由は無く(もちろん、さみしいから行かないでという理由はありますが、そんなのは通用しないですからねぇ)聞き流すだけ。 ま、この時期、そーんな簡単に空席あるわけないわ、と高をくくってましたが出張に出掛けた翌日「明日空きがあるから行って来るね!」という早速のご報告。 「で、いつ帰ってくるの?」と返ってこないだろう回答を恭しく何度も聞きながらも、本心、いつもこうやって好きな様にふらっと旅行へ行ったりするDを羨ましく思いつつも頑張って、「気をつけて行ってきてね。ちゃんと帰ってきてね。」とお見送り。(電話でですが)

 そして案の定、私が心配していた通り彼が帰ってきたのは2月1日。 私達の出発日は3日の早朝。 前もって何でも準備したりしておかないとすごーく不安になる私には到底考えられないこの帰国日程。 元々の予定日(かなり未定な予定でしたが)は25日だっただけに1週間も遅刻。 その間連絡も間々ならず、私はかなーり怒って一人で休暇に行く決意を固めてました。

 と言うことで、第5回、休暇の話を書くつもりでしたが、その前置きが長々となってしまったので、ここで一旦終わりにして、次回へ続けさせて頂きます。

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