MASAさんの健康と医療関連トピック



著者略歴 
MASAこと、Dr.松下順彦DC,LCP


1962年、大阪生まれ、44歳。 職業は、カイロプラクティック医師。 明治東洋医学院卒: 鍼灸師免許、柔道整復師免許を所持。 大阪府枚方市で松下鍼灸整骨院を開業、10年以上の臨床経験 を持つ。

 パーマー大学卒: ドクター・オブ・カイロプラクティック学位 (DC)、カイロプラクティック哲学称号(LCP)を取得。
イリノイ州免許( Licensed Chiropractic Physician )を所持。

 2005年3月から、シカゴ郊外アーリントンハイツのACE CHIROPRACTIC CLINIC の院長。 脊柱解剖学II解剖実習参考書を著作、代替医療専門誌「医道の 日本」「マニピュレーション」「カイロタイムズ」に論文寄稿 。「カイロプラクティックのこころ」翻訳協力。「ジャングル 」「シカゴ新報」など日系紙に健康コラム執筆。 国際日本人DC倶楽部(IJDC)の会長として、正しいカイロプラ クティックの普及・啓蒙活動に精力を傾注している。

                  第20回 癌のリスクを軽減する生活習慣

 米国癌研究協会(AICR)が、世界癌研究基金(WCRF)と協力して7,000件を超える癌研究についてレビューした報告書「食品、栄養、身体活動と癌予防:グローバルな視点」では、以下の提言をしています。

1.体重: 肥満指数(BMI)を21〜23に維持し、成人後の体重増加を避ける。               BMIは24.9までが正常とされるが、癌予防の為には正常範囲内の最低値がよい。

2.運動: 早足で歩くなどの適度な運動を1日30分以上(60分が理想的)行う。   また、テレビを見るなどの長時間座り続ける行動を減らす。

3.食事: 果物、野菜、全粒穀類などの植物性の食品を主に摂取し、糖分の多い食品、加工食品、ファストフードを努めて避ける。 赤身肉の摂取を週18オンス(約510g)以下に抑える。 塩分は1日2.4g以下に抑える。 アルコールは女性で1日1杯、男性で2杯程度に抑える。

4.栄養補助食品:癌予防に有効な栄養素は食物から摂取するべきであり、サプリメントの利用は勧めない。

 米国癌研究協会(AICR)のKaren Collins氏は、「食事、体重、運動の3つを改善することにより癌の約3分の1を防ぐことができ、さらに禁煙を追加すれば現在の癌の半分以上を予防することが可能」、また、「この勧告は全か無かではなく、目標に近づける事に価値がある」と述べています。
(参考文献: Karen Collins, M.S., R.D., nutrition adviser, American Institute for Cancer Research, Washington, D.C.; Food, Nutrition, Physical Activity and the Prevention of Cancer: A Global Perspective)

 この研究でも、「サプリメントは勧めない」と結論付けられています。 自然の食材に勝る栄養素の補給法はないという事です。健康的な食事と運動による体重管理が癌の予防にも重要であり、それによって癌の約3分の1を防ぐことができるというのです。そして、更に禁煙を追加すると、現在の癌の半分以上を予防することが可能だというのですから、参考にして出来る範囲で実行し、癌を予防しましょう。他の研究でも、癌の原因が「遺伝子」によるものと特定されるのは、癌全体の5〜10%と報告されています。従って、癌の原因の主因は90〜95%が「遺伝子以外」によるものということです。それは、環境、生活習慣、ストレスなどと考えられます。その生活習慣の部分を、今回の報告書では改善する事で癌を予防しようとしています。ストレスの部分は、ストレスを減らすことは困難なので、ストレスによって歪みが起こった体をカイロプラクティックで矯正し、神経機能、恒常性、免疫力を維持することで、癌細胞を処理する働きによって、癌が予防できる可能性が高まることが期待出来ます。

☆ カイロプラクティック・ミニ講座: 腰痛とカイロプラクティック 1

一般に「カイロプラクティックは腰痛に効く」と知られていますが、それが単なる噂ではないことを証明する米国連邦政府や州政府機関などによる調査研究結果を紹介しましょう。



1. 1971年のオレゴン州の調査では、「1週間後に仕事に復帰できる割合が、医師の治療では41%だが、カイロプラクティックの場合は82%であった」、と報告されています。 

2. 1972年にカリフォルニア州労働統計研究局の腰痛データを解析した結果、「勤務休業日数と完治率が、医師の受診では32.5日の34.8%で、カイロプラクティックの受診では15.6日の51.0%であった」、と報告されています。

3. 1985〜6年にフロリダ州で行われた労働災害による腰痛1万件の調査では、「病院で治療を受けた者は平均59日休業し、カイロプラクティックの患者は39日であった」、と報告されています。

4. 1988年のユタ州の労災5268件の調査では、治療成績がフロリダ州と同様であったばかりか、「腰椎椎間板の障害の患者が手術を受けると$14,157.94かかり、手術なしでも病院の治療は$6,810.36で、カイロプラクティックの治療では$1,762.18であった」、と報告されています。 

5. 1990年6月、英国医師会誌に、「10年間の調査で、病院で医師に受診した患者の35%が腰痛で仕事を休んだが、カイロプラクティックを受診した患者では21%で、その後の2年間の追跡調査でもカイロプラクティックの患者が仕事を休む日数は少なかった」、と報告されています。

6. 1994年にアメリカ合衆国連邦政府の機関である米国医療政策研究局が公布した「成人の急性腰痛:その診断と治療」という臨床医への手引書では、「有効性と安全性から推奨される治療法は、脊椎矯正(カイロプラクティック)、及び市販の鎮痛剤(アセトアミニフェン、イブプロフェン)」、と結論付けています。また、「薬物注射、超音波、牽引、レーザーなどは有効であるという科学的根拠が無い」、としています。米国医療政策研究局は、「成人の急性腰痛には、カイロプラクティックの脊椎矯正が安全で効果的」、として推奨しているのです。 

7. 2003年に医学誌Spine に掲載されたオーストラリアの公立病院で115名の患者を対象とした臨床調査では、「首・背・腰に慢性の痛みを訴える慢性脊柱痛症候群の患者に対して、西洋医学の薬、東洋医学の鍼灸、そしてカイロプラクティックの徒手矯正と、3種の治療効果を9週間で比較した結果、カイロプラクティックが抜群に優れた結果であった」と報告しています。

 米国連邦政府や州政府、英国、豪州等の調査でも、カイロプラクティックは腰痛に有効なのです。 これらの研究調査では、カイロプラクティックの有効性の高さと共に、費用対効果の高さが報告されています。

 
急性と慢性のどちらの腰痛にも、カイロプラクティックは西洋医学の治療と比較して優れた結果を示しています。 政府機関による科学的な調査が、それを証明しているのです。腰痛にはカイロプラクティック、もう西欧先進諸国では常識となっています。貴方の常識も刷新して、先ずは、カイロプラクティック医師(DC)にご相談下さい。

                                    
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