シカゴから本を出したい
シカゴで執筆活動をすること。 これは、私にとって大きなメリットである。 例えば公開したばかりの最新ハリウッド映画を、公開当日に見られるというのは大きなアドバンスである。 日本の業務試写でもそこまで早くは、見られないから。
アメリカで生活していれば、日本で体験できないような、いろんな体験ができる。 そうしたものが、全て執筆のネタとなっていくわけだから、アメリカで生活する限りものを書くネタに不自由することはなさそうだ。
アメリカで生活していると時間に余裕がある。 日本ではどこで働いていても、アクセクと忙しい。 日本で仕事をしていると、執筆に十分な時間を当てるということができないわけだが、アメリカだと時間を作りやすい。 この辺が、私がアメリカに来てから執筆活動を本格化している理由の一つにもなっている。
一方で、アメリカにいることのデメリットというのもある。 それは当たり前のことであるが、「日本にいる人と会えない」ということである。 人と会えないとコミュニケーションがとれない。 どうしてもEメール中心のコミュニケーションになる。 ネット人脈というのも、それなりにおもしろい。 でもネット人脈のおもしろさは、ネットで知り合いその後実際に会って、親密さが一層深まるというところにある。 やはり、人間との交流は直接顔を合わせた関係が大切である。
そんなわけで、私の執筆活動も今まで培ってきた人脈の中で活動していくしかない、という閉塞感はある。 一方で、シカゴ、アメリカでの人脈が広がるというメリットも手に入れているわけだが・・・。
さて、早いものでもう12月。 1年を振り返る時期に来ている。 今年1年、いろいろと楽しかった。 シカゴでも友人が増えた。 ニューヨークやロサンゼルスへの旅行も楽しかった。 ただ、一つだけ達成できなかった目標がある。
私が心の中で密かに抱いている目標なのだが、それは1年に1冊本を出版するということである。 2002年「スター・ウォーズ完全解読本」、2003年「カレー50」、2004年「北海道スープカレー読本」と、初めて出版をしてから毎年1冊ずつ出版を続けてきた。 出版をするということは、いろいろと大変なことも多いが、自らの脳内世界が紙という媒体を通して外界とつながっていくのは、非常に痛快なものである。 自己肥大というか、自己が゜拡大したような錯覚を味わえる。 一度やるとやめられない。
多くの人が読むという意味では、メルマガなどの電子媒体でも変わらないと思う人もいるだろが、やはり私は現実に手にとれる「本」というものにこだわりがあるので、紙の本を出したいのである。
そんなわけで、2005年も出版をしようと思っていろいろと頑張ってきた。 すぐに出版できるように原稿も書いた。 「スター・ウォーズ心理学」である。 しかし、アメリカにいると編集者とも思うようにコミュニケーションがとれない。 直接会って、プレゼンテーションをすればOKが出たかもしれないが、Eメールだけのコミュニケーションでは、ネームバリューのある有名作家ではないので、出版はそうそう決まらない。
いろいろと頑張ってはみたが、「スター・ウォーズ心理学」を映画「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」の公開までに出版することはできなかった。 結果として、Eブック(PDFファイル)という形で自ら発売することにした。
例えば、以下のサイトから購入することができる。
http://egoods.holy.jp/sw/book.html
このように、インターネットが進化した現在、「紙」という媒体にこだわらなければ、電子出版という形で、素人でも簡単に出版することができる。 これは画期的であり、非常におもしろい。 これからも私は、電子出版はしていきたいと思うのだが、やはり「紙」媒体へのこだわりもある。 自分の軌跡を残すという意味でも、一年に一冊くらいは本を出版していきたい。 そのうち、シカゴの本も出したいと思っている。
今年一年で、出版できなかったことだけが、唯一心残りである。 そんなふうに一年を思い返していた矢先、とても大きなチャンスがやってきた。 「まぐまぐBooksアワード」である。http://books.mag2.com/dynamic/rank001.html
メールマガジンの発行スタンドである「まぐまぐ」が行っている企画で、読者投票で1位になったメールマガジンが書籍化されるという非常にうれしい企画だ。
アメリカにいて出版がなかなか難しい私にとっては、これは願ってもないチャンスである。
「まぐまぐBooksアワード」は既に投票が始まっている。
約2,000誌ものメルマガがエントリーされているが、私のメルマガ「シカゴ発 映画の精神医学」は、なんと・・・・・・2位である。
2,000誌中2位であるから、相当の人気である。 しかし、実際に出版できるのは、1誌だけである。 1位までもう少しであるが、なかなか1位には届かない。 私のできることといえば、自分で毎日1票を投票するのは当然として、メルマガやブログなどの自分の媒体で、投票をお願いするしかない。ということで、US新聞のコチラのスペースをお借りして、お願いする次第である。
樺沢の出版物を読みたいという方。 あまり読みたくもないが、シカゴ在住のよしみで応援してやっても良い、という方は以下のページから1票をお願いします。
http://books.mag2.com/dynamic/m/0000136378/index.html
1分かからずに、投票は終了します。 締め切りは2005年12月20日。
この「まぐまぐBooksアワード」がとれれば、出版の企画がかなり通りやすくなるだろう。 シカゴの魅力を伝える「シカゴ本」の出版も、現実になるかもしれない。
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