樺沢さんの精神医学的アメリカ考察



著者略歴 樺沢紫苑
(本名 佐々木信幸)


1965年、札幌生まれ。札幌医科大学卒。
精神科医。

2004年4月より、イリノイ大学シカゴ校
精神科勤務。

著書
「北海道スープカレー読本」(亜璃西社)


 朝日新聞、週刊ポストなどに記事執筆。サブカルチャー、アメリカ文化に詳しい精神科医として、テレビ、ラジオ出演など、精力的に活動中。

メールマガジン「シカゴ発 映画の精神医学


バックナンバー

                
ジョン・ウィリアムスを聴きに行く

ジョン・ウィリアムスが、シカゴに来ました!! スター・ウォーズ・ファンである私は、当然何ヶ月も前からチケットを確保し、楽しみにしていました。11月26日(土)の回に行きました。ジョン・ウィリアムスの指揮、シカゴ・フィルの演奏で、「スター・ウォーズ」「ハリー・ポッター」「インディ・ジョーンズ」「未知との遭遇」などウィリアムスの代表的なナンバーを堪能しました。

いや〜あ、感動しました。ジョン・ウィリアムスの指揮でスター・ウォーズが聞けるとは・・・。最初、ウィリアムスが入ってきたとき、すでに感動で目がウルウルしました。

「スター・ウォーズ」という映画、そしてウィリアムスの音楽と始めて出合ったのが小学6年生のときですから、かれこれ30年近くもウィリアムスの音楽とともに生きていたということになります。ジョン・ウィリアムスの曲は、映画と一緒に今まで何回聴いたかわかりませんが、生の指揮、生の演奏というのは全く違うものです。席も発売直後に予約したので、彼の表情がしっかりと見える位置で鑑賞できたのもよかったです。

スター・ウォーズ「帝国のマーチ」が凄い迫力で、演奏もパーフェクトと言えるもの。曲が終わった瞬間にウィリアムスが、非常に満足した表情を浮かべたのが印象的でした。彼自身、非常に納得のいく演奏だったのでしょう。ウィリアムスは、「シカゴ・フィルは世界でも最高のオーケストラ」と言っていましたが、この日の演奏は彼自身が指揮をしていて楽しかった、そんなウィリアムカの気持ちが伝わってくる演奏会でした。

クラッシックの演奏会では、演奏中は一言も声を発しないのがマナーです。しかし、今回は映画音楽ということで普段とは全く違い、映画音楽メドレーの「ピンクパンサー」の主題歌では笑い声がもれたり、人気のある映画では歓声が上がったりと、観客も生のリアクションを出しながら楽しんでいたのもおもしろかったです。最後にはアンコールの後も拍手が鳴り止まず、興奮と感動していたのは私だけでなかったなあ、と喜びを他の観客と共有しました。

ウィリアムスは73歳と高齢ですが、指揮の姿はかくしゃくとしていて、トークもキビキビとしたもので全く年齢を感じさせません。むしろ、明らかに過度の肥満であるジョージ・ルーカスの方が、健康的には心配になりました。本当、スター・ウォーズ・ファン冥利に尽きる夜でした。シカゴら住んでいてよかったなあ、と心から思った瞬間です。


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