
著者略歴 Go
横浜出身。
あくまでも趣味で進んできたトレジャーハントの道。探していたものに出会える悦びを求め、今日も”トレジャーアンテナ”をたてています。
2006年からシカゴ在住。
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第9回 「Grayslake Antique Market〜アンティークハンター:後編」
炎天下の屋外の会場を徘徊し、少々グロッキーになったので、得意のレモネードで一服し、いくつかの大きな倉庫を使用している屋内の会場に向かった。
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屋内の会場で、まず、目に付いたのは、刀剣や拳銃類である。他の会場ではこんなに大量に扱われているのは見たことがない。中国のお土産っぽいのはたまに見ることがあるが、ここにあるのは、コレクタブルとしての骨董品の雰囲気をかもし出していた。 |
屋内の会場のほうが、本格的なコレクタブルのものがたくさんあったような気がする。ミニカーやコイン、カードなどもきちんと整理されて整然と並べられていた。まあ、屋外のあの日差しの中では、商品も傷んでしまうというものである。
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このアンティークマーケットは、掘れば掘るほど出てくるというか、なんと言うか、屋内の会場でもファイヤーキングを発見した。パイレックスに混じって日本で1万円〜2万円で取引されているのを見たことがあるバターボウルなどがあった。 |
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アメリカでの価格としては、そんなに激安というほどではないが、日本との価格差を知ってしまうと、どうもトレジャーに見えてしまって仕方ない。バターボウルについては、すでに持っているのと、中華街の近くで狙っているものがあるので特に購入はしなかったが、お金に余裕が出来たら買いあさりたいという気持ちも少なからずあるのは、内緒にしておく。 |
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また、中に食器をたくさん扱っている青年がいた。ファイヤーキングの食器がひとつだけあったので、他に持っているか聞いてみたが、そのひとつしかもっていなかったらしかった。この青年は、このマーケットが終わったら中国に行くということであった。やはり、コレクタブルは商売になるのであろうか。 |
| 他にも、ナンバープレートなどがあり、目を楽しませてくれる。ナンバープレートは以前少しずつ集めていたが、今はたくさん見すぎてしまったためすっかり忘れていた。ナンバープレートがたくさん流通する仕組みはアメリカのナンバープレートの仕組みと関係ありそうだが、こういう流通が起こってしまったら、日本のナンバープレートであったら問題になるような気がする。 |
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いくつかの屋内会場を見て回ったが、食器のみではなく、ジュエリーや衣類などどんなアンティークやコレクタブルの種類でも、何でも揃っているという感じがした。見る人が見れば掘り出しものがたくさんあるに違いない。 |
屋内の涼しい空気に頭もクールダウンしてきたのか、そういえば、近頃気になっていたものをいくつか探そうと思い立ち、再び屋外に出陣した。
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屋外は、相変わらず強い日差しではあるが、会場を訪れていた人たちは、未だ真剣な眼差しでコレクタブルを吟味していた。
ひよっこトレジャーハンターもそれに従ってか従わずか、再びブースを覗きはじめた。近頃、気になっているものとは、ミルクガラスで出来たビールを飲む台のついたジョッキである。台のついているというような意味のフーテッドマグというらしい。ファイヤーキングではないものがほとんどだが、ファイヤーキングのマグカップのようにいろいろな絵柄があって楽しい。他に興味があるのは、胡椒入れやコカ・コーラ製品、ドゥーボーイなどである。 |
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まず、グラスがたくさん置いてあったラックの中段にミルクガラスのコップ類を発見した。この会場では、たくさんの同類の商品の中にちらほらめぼしい物が混じっているというパターンが多い。まとまってたくさんあるのも一興だが、こういうのは、「探す楽しみ」や「発見の悦び」があるような気がして楽しい。一方、大量に同種類の物がおいてる場合もあるのでどちらも楽しむことが出来るいい会場である。 |
| 棚をよく見ると、ミルクガラスのマグカップに混じって、探していたフーテッドマグを発見した。ドナルドダックの柄などディズニーのキャラクターの絵柄のものであった。このフーテッドマグは集めている人が少ないのか何なのか、たいてい安いのでトレジャーハンターから脱線し、楽しく買い集めているものである。 |
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コカ・コーラ製品については、トレジャーを発見するのはとても難しい。どれが価値があるのか未だに見分けがつかない。量もさながら、アンティーク調のリバイバルなんてものもよく発売されているからである。コカコーラ製品については、慎重に見るか、「好きだから買う」という感じのスタンスの方がいいのかなぁなんて思ったりする。 |
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以前、大量にコカ・コーラのお盆を発見したことがあった。よく調べると、柄はアンティークの木製の価値のあるものとまったく同じであったが、見つけたものは、金属製であり、コレクタブルとしてはよさそうであったが、ハンターとしては、手に入れるほどでもないという感じがあった。とはいえ、少しだけコカ・コーラグッズを集めているのは内緒にしておく。 |
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コカ・コーラのほかに近頃気になっているのは、ドゥーボーイである。お菓子材料メーカーのこの子憎たらしいキャラクターは、なぜか集めてみたくなる雰囲気をかもし出している。 |
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ファイヤーキングなどのアンティークやコレクタブルの本を見ていると、コレクターの自宅の写真やアンティークやコレクタブルのお店の写真に結構写りこんでいる。コレクタブルの本には、少し取り上げられたりしているのを見たことがある。
会場を意識してみると結構ある。 |
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塩ビの人形からクッキー入れ、イヤホン、壁につけるような形状のマスコット人形など、結構な数を目にすることが出来た。今後、ブームになる可能性を感じた。そして、ひとつふたつ手にとってみた。 |
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その他に気になっているのは、ソルトアンドペッパーである。塩・胡椒入れであるが、これだけでコレクターズブックが出ている程の人気である。価格はそんなに高くはないので、まさにコレクタブルという感じなのだろう。その中で、高価で取引されているのは、やはり、ミルクガラスの製品とイングランド様式(正式には不明)のガラスの製品である。ただ、ブランドなどで有名なものでない限り、見分けは難しく変に手を出すのは、ちょっと危険を感じる。 |
結構、必死に会場を見て回ったつもりであったが、あたりを見回すとまだまだ見ていないブースがたくさんあるのに気づく。ファイヤーキングなどのコレクタブルだけを見ていてもこんな感じであるので、他のテーマや普段使いのものを探すというような目的で、コレクタブルとしてのみではない視点で考えてみても、来て見て楽しいマーケットであると言える。
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ところで、好みのアンティークを探して歩くことをアンティーキングというらしいが、ひよっこトレジャーハンターのアンティークハンター活動はまさにそういう感じになってしまっているような気がする。そうすると、化石はフォッシルキング、隕石はインセキング(?)か?どうでもいいか。
まあ、いろいろな趣味の人がいるということで、今後のアンティーキングのためにもう少し残りの会場徘徊した。
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家具などは、結構人気があるのか、真剣に見ている人も多く、こういう会場では購入した椅子などを担いでいる人もよく見かける。部屋をアンティーク調に仕上げたい人は、こういうマーケットに足を運んでみるのもよいだろう。 |
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家具を扱うブースでは、白基調やピンク基調などテーマをもってまとめているところもある。他にもおそらく、アールデコ調のものとかイングランド調などといろいろなテーマがあると思うので、ブースを見て回ることで部屋づくりの新しい視点が開けるかも知れない。 |
また、会場の端のほうの少し入り組んだところに出しているブースもあり、よく見ると結構こまごまといろいろなものが置いてあったりする。よくよく覗き込めば、好みのものが見つかるかもしれない。
大きなマーケットであったので、雑多になってしまったが、とにかく大きなマーケットであったという印象である。
そして、ひよっこトレジャーハンターは、いそいそとBBQへと向かうのであった。
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第9回 「Grayslake Antique Market〜アンティークハンター:後編」おわり |
参考:Grayslake Antique Market
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