
著者略歴 Go
横浜出身。
あくまでも趣味で進んできたトレジャーハントの道。探していたものに出会える悦びを求め、今日も”トレジャーアンテナ”をたてています。
2006年からシカゴ在住。
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第5回 「Kankakee 化石拾い〜化石ハンター」
「Kankakeeに行かない?」と、例の高校教師からお誘いがあった。
シカゴに来て待ちに待っていたこの日が来た。二つ返事のOKであった。以前お宅にお邪魔した際に見せてもらった化石がとても印象深かったからである。
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Kankakeeには、川があり、その川沿いに自然公園が広がっている。 |
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川沿いの地形は、まるで遺跡の彫刻のような地層でできている。その地層から化石を見つけることができる。
この地域一体は、200万年から450万年前には、海の底であったということであり、この地域では、海に関する化石を主に見つけることができるらしい。 |
ついてすぐに近くを物色すると、川への入り口付近につんである石の中から小さな貝や珊瑚の化石を見つけることができた。若干の期待があったが、それらの石は、この地域のものであるが、他のところから持ってきたものであるらしかった。石灰質の硬い石と若干粘土質のやわらかめの石があったが、石灰質の石には、ちいさい貝や珊瑚を見ることができた。粘土質の石には、アンモナイトと思しき化石を発見することができた。
ただ、アンモナイトは、更に古い時代のものであると思うのでこれらの石は、そのあたりの地層のものとは違うものであるという予測にいたった。
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現地は、自然公園の中ということもあり、川や森が豊かで、夏の雰囲気を盛り立てている。現地に到着するとすぐに化石拾い!というわけにはいかず、そんなことはすっかり忘れて、ピクニック気分で昼食を楽しんだ後、川につかりながら移動し、高台から川へのジャンピングスポットへ行き、現地の子供のようにリバージャンプを楽しんだ。 |
川の流れは結構速く、思ったより流されるため、50メートルほどの向こう岸へ泳ぐのは一苦労であった。そして、支流を遡り、小さな滝でウォーターフォールをして楽しみ、一休みしようと石の地層でできた川辺によじ登った。
そのとき、「これだよ!」と高校教師がお尻の下を指差した。
あったあった!50センチほどの先細りの渦状に細長く伸びた化石の痕である。イカの仲間の化石ということで、アンモナイトが直線になったようなものらしい。しかし、結構大きいのと、石の地層のためハンマーとタガネかなんかをつかって大掛かりにしないと取り外せないであろうし、泳いで持っていくのは、恐らく無理であるとの判断から、持っていくのはあきらめた。ただ、大きな化石があるという感動はたしかなものになった
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地層を壊すこともできないので、ついてすぐに見た瓦礫を再度物色することにした。
よく見るとしっかりと珊瑚や貝と分かる化石があったが、大き目の石の一部であったり、瓦礫の中から割らないと取り出せない状況であったのであきらめなくてはならないものもいくつかあった。
仕方ないので、重いながらもその中の2〜3個を持ち帰ることにした。次回は、ハンマーとタガネを持参することを心に決めた。 |
しかし、シカゴでのはじめての石拾いを満喫し、とてもいい気分で家路についた。
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第5回 「Kankakee 化石拾い〜化石ハンター」おわり |
参考:Kankakee River State Park
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