
著者略歴 Go
横浜出身。
あくまでも趣味で進んできたトレジャーハントの道。探していたものに出会える悦びを求め、今日も”トレジャーアンテナ”をたてています。
2006年からシカゴ在住。
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トレジャーハント事始め
〜後編:ひよっこトレジャーハンター in Chicago USA 誕生
石拾いから始まり、隕石ハンターを最終目標に据えてから、幾分かの時が経ち、シカゴに移り住むことになったのだが、そこには、確かに3つの運と縁が存在した。
一つ目は、トレジャーハンターの終着点である隕石に関することである。
インターネットで2年ほど前のあるニュースを発見した。シカゴから50キロほど北のフォレストパークというところの湖周辺に、隕石が落下し、民家などを損壊したというものである。他のサイトでは、数百箇所の落下地点が確認されている様子であった。
「むむむ、これはっ!」と頭の上でハンターのアンテナが立ったのを感じた。
シカゴダウンタウンにあるフィールドミュージアムには、隕石の展示コーナーがあり、アメリカは、隕石がたくさん落ちることで有名であるということが書いてあった。そういえば、以前、シカゴを観光で訪れた時、ダウンタウンの宝飾品中心の雑貨店で隕石が落ちた跡に飛散する石というのを売っていたのを思い出した。
「間違いないっ!」一時流行ったお笑い芸人のような台詞を心の中でつぶやいた。
二つ目は、シカゴの化石に関することである。
友人の夫は、地学の高校教師だが、彼らの家にお邪魔すると、植物と三葉虫の化石がきれいに飾ってあった。聞くと、化石にも詳しいということであった。その地学教師の話によるとシカゴの近くに自然公園があり、200万年から250万年前の化石を拾うことができるというのである。
「これだっ!」と、またまた、アンテナが立ち、まだ自信のないつたない英語でにあれこれ聞いてしまった。ご迷惑をおかけして、ごめんなさい。
三つ目は、アメリカンアンティークとの出会いである。
日本で、べらぼうな値段(すくなくとも個人的には、そう思える)で取引されている食器や家具などのアンティークやプレミア商品が本場アメリカでは、買い方次第でとても安く手に入るということを知ったのである。
「ほんとに?」新たなトレジャーハントの扉の予感である。
これらの3つの出会いは、改めてトレジャーハンターとしての活動を動機付けるのに十分な内容であった。
アメリカには、FIRE-KINGをはじめとしたアメリカンコレクタブルズ、アンティーク、プレミアグッズ、化石、隕石などトレジャーハンティングの楽しみがいっぱいである。これからも、時には小銭を握り締めてアンティークマーケット、フリーマーケット、スリフトショップへ、時にはトンカチ片手に大自然へと、暇を見つけては、浅はかな知識のまま、気の向くまま、鼻の利くままの見よう見まねで、トレジャーハンティングを楽しんでいきたい。
参考までに、 いままで手当たり次第収集したトレジャー達は、今のところクローゼットの中で放置され、陽の目を見る日を待ちわびている。まあ、自己満足のみのあまり価値のないものばかりとはいえ、こんな扱いをしても、トレジャーハンターとしては、実力もなく、世の中には影響はないというところが救われる部分であると、勝手に言い訳をしておく。
という感じで、このひよっこトレジャーハンターは、今後も、あいもかわらず浅はかな知識のまま、気の向くまま、鼻の利くまま、見よう見まねでトレジャーハントのフィールドに飛び込んでいこうと黙々とたくらんでいる。
こうして、シカゴでのひよっこトレジャーハントが始まるわけである。
【後編おわり】
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