シカゴ日本人学校全日校だより
                平成18年度 シカゴ日本人学校 入学式

 4月12日(水)にシカゴ日本人学校(現地名 シカゴ双葉会日本語学校・全日校)にて、平成18年度入学式が開催され、新入生として小学部へ13名、中学部へ16名が入学しました。

 新しい学校生活への夢と希望に胸を膨らませた、元気一杯の新入生たちの入場に続いて、伊藤 康男教頭先生による開式の辞が告げられ、参加者一同による米日国家の斉唱が行われました。

 続く中村泰章校長先生による式辞の言葉では、日本の入学時期である春に咲き乱れる桜や花々にちなんで、壇上の机に活けられた花を例えに、「生け花」の「生」という言葉の持つ意味について話されました。 「花という物は当然ながら生き物であるが、花瓶に活けられた花はすでに茎の部分で切断されているいわば死を待つだけの存在である。 なのに何が故にそれを「生け花」と呼ぶのか?」 中村校長先生が解釈されているその「生」という言葉に込められた意味とは、「花瓶に活けられた花は今を盛りに咲き誇っている」ということ。 「つまり今できることを後回しにせず、今の一瞬、一瞬を輝きながら生というものをまっとうしている姿である」という心に残るお言葉でした。

 また来賓の方々のお言葉として、富士山のように高い山でも一歩一歩確実に登りきることができるという話、猿のぬいぐるみを使い会場からも笑みがこぼれる微笑ましい雰囲気の中、「見ざる聞かざる言わざる」の例えを用いて、学校生活での心構えを説いた話、心は顔を、鏡は顔を映すという例えから、自分自身を見つめる大切さの話しなど、どれも新入生ならずとも会場の参加者にとっても一生忘れられない言葉ばかりでした。

 その後、在校生からの歓迎の言葉が述べられ、参加者一同起立のうえで会場に澄み渡るような声で高らかに校歌斉唱が続き、伊藤教頭先生による閉式の辞が述べられました。
 中西部の経済・文化中心地であるシカゴで国際色豊かに、またこのような素晴らしい先生方と施設に恵まれたシカゴ日本人学校で育つ児童・生徒の将来は、アメリカと日本にとっても素晴らしい希望となる予感に満ちた入学式でした。
 *シカゴ日本人学校は、文部科学省の学習指導要領に基づいて教育課程が編成され、アメリカでも日本と同じ教育を受けることができる場として、昭和53年にシカゴ日本商工会議所(JCCC)によって設立され、シカゴ双葉会によって運営されています。 


文責・写真:藤河 信喜
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