シカゴ日本人学校全日校だより

          2006年シカゴ双葉会日本語学校全日校文化祭リポー
              
     これぞ双葉の文化祭!!

 2年生劇「アーリントンハイツいっぱいに音楽を」合奏・合唱・朗読とさまざまな役をこなすので、忙しかったけど、王様に音楽のよさをわからせて、みんなでハッピーエンドの劇を作り上げた。
 小学3年生劇「ぼくらは野菜だ!!」色とりどりの野菜たちの嘆きを見事に表現。これでうちの子の野菜嫌いがなくなるかな!3年生ありがとう!
 5年生劇「村の大事な宝物」魔女のマジョーラたちから自然をとりもどすためには、自然が必要だと気づいた5年生の諸君。観客の大人も子供も大事なものに気づかされた。
 1年生の劇「学校たんけん Let’s go!」どきどきしたけど、大きな声ではっきりとセリフも言え、アクションたっぷりに動物たちになりきって、みんな自信がみなぎっている。
 4年生劇「たろ天 じろ天」兄弟てんぐが、勇気を持って成長するまでを生き生きと演じた。みんなカッコ良くて役になりきってた。
 6年生の合奏 ドラ、シンバル、アコーディオン、ベース、リコーダーなどさまざまな楽器をこなした迫力の「パイレーツオブカリビアン」と「ルパン三世」に大拍手!
 見よ!中学部舞踏「シカゴソーラン」で団結力の美しさを!今やあちこちのイベントでひっぱりだこ。高知のよさこい踊りを取り入れ、シカゴ風にアレンジ。

 「とびだせ かがやけ みんなのキラリ」「感動の嵐を起こせ!!これぞ双葉の文化祭!!」このスローガンにふさわしいシカゴ日本人学校全日校の文化祭が、10月12日(木)同校大体育館で開催された。豪快な演技力、子供らしい元気な歌声、エネルギッシュな踊り、心を込めた本格的な演奏で、雪がちらつくほどの寒さをふきとばし、観客を魅了した。保護者たちも子供たちから若さと勇気を同時にもらったような充実した1日だった。各学年に合った工夫を凝らしたストーリー内容、舞台設定、衣装、大道具等を先生と生徒が時間をかけて用意し、9月後半から毎日かなりの時間を練習・準備に費やして、自信をもって本番に望んだ。

幕開けの小学部2年生は、アーリントンを舞台としたミュージカルに初挑戦!合奏・合唱・朗読と盛りだくさんの難しい内容を、小さな子供たちが舞台いっぱいにこなし、音楽の素晴らしさを観客に訴えた。

 
興奮さめやらぬ間もなく、3年生の劇は、さまざまな野菜に扮し、人間たちに嫌われている野菜たちのせつない気持ちをめりはりのきいた声と体全身を思いっきり使った大胆な動きで表現して、観客をくぎづけにした。

 
5年生は、環境破壊をテーマに、双葉村の身勝手な大人達を子供達が止めるという高度なオリジナル劇。大人達が失っている本当に大事な物、自然を子供達が、見つけるまでを自分たちに重ね合わせ見事に演じ、観客の心に響いた。

 
1年生は、さまざまな動物に扮して、「ぐんぐん学校」を探検する劇。初めての文化祭での劇に緊張しながらも、元気良くはっきりと大きな声で子供らしい演技ができた。照れくさそうにユーモラスな演技をする小さな姿に観客も大爆笑!

 
4年生の劇は、兄弟天ぐの太郎と次郎が「神通力は人のために使うもの」を学ぶまでを描く。それぞれが役になりきった迫真の演技力と凝った動きで、最後まで観客を飽きさせない。子供らしさと熟練さがバランスよく備わった劇を作り上げた。

 
1年生と2年生は、英語の歌を踊りながら元気よく歌い、3、4年生は、英語と日本語両方で歌を歌い、アメリカでの文化祭を盛り上げ、保護者中心のコール双葉と先生方のコーラスは、観客をうっとりとさせた。

 
6年生は、「友情・仲間」をテーマに本格的な合奏に挑戦。先生の指揮のもと、さまざまな楽器を各自が責任を持って着実にこなし、小人数ながら、まるでオーケストラのような美しいハーモニーを観客に届けた。合唱は、自分たちの夢を熱っぽく語りながら、「夢・希望」というテーマで心をこめて歌い上げた。司会、小学部の大道具の準備と片付け、1年生の世話など裏方の仕事もてきぱきとこなした。

 
圧巻は、中学部の劇「西遊記」。衣装、舞台、大道具などすべて本格的なものばかり。今どきの日本の中学生の感覚をセリフや小道具にちりばめ、中学部独自の現代版「西遊記」に仕上げた。正義感あふれる孫悟空と憎らしい悪者バク念との迫真の最後の格闘シーンは、観客の目に焼き付いて離れないだろう。

 
文化祭の目玉は、中学部全員で踊る恒例の「シカゴソーラン」。今やシカゴ日本人学校の伝統となったソーラン。今年は、赤と黒を基調とした新しい半纏(はんてん)と「光る鳴子」というペンライト楽器を使って、幻想的な世界を演出。波を思わせるダイナミックな動きから伝わってくる気迫で、観客の心をわしづかみにした。

 
ソーランを通して、上級生が下級生に教えていき、一致団結して一つのものを作り上げていき、それが子供たちの中で受け継がれていることを、中村泰章校長が強調していた。「今日本で失われつつある、忘れかけた縦の繋がりが、逆にここ海外にある。」とも語った。一人一人が主人公という意識を持ち、全員一丸となった成果を見せてくれた子供達と先生方にお礼を言いたい。


記事:馬場邦子 写真提供:シカゴ日本人学校全日校

                                    
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